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朝鮮放送協會
当時日本の統治下にあった朝鮮では、1924年11月に朝鮮総督府逓信局(J8AA)の試験放送が周波数750kHz (400m)、出力50Wで行なわれました。翌1925年6月、マルコーニUB型400W送信機を逓信局無線実験室に設置し、750kHzで試験放送を開始しました。1926年10月5日には周波数を857kHz (350m) に変更し、JODKの呼出符合を使うようになりました。1926年11月30日に社團法人京城放送局(JODK)が認可され、翌1927年2月16日に周波数870kHz、出力1kWで本放送が始まりました。1932年4月7日に京城放送局はその法人名を朝鮮放送協會(朝鮮放送協会)に改称しました。
1935年9月21日に釜山放送局(JBAK)が開局しました。1936年4月10日から平壤放送局(JBBK)の仮放送が出力50Wで開始、本放送は11月15日に始まりました。その後1945年8月までに18放送局、3放送所が完成しました。戦後、北半部は朝鮮中央放送委員会、南半部は韓国国営放送(現、韓国放送公社)によって引き継がれています。
1942年頃に放送協會技術部が300W短波送信機を試作し、地方局への中継回線として周波数3710kHzで送信を始めました。この結果を踏まえて京城中央放送局延禧放送所の10kW中波送信機を5kW短波送信機に改造し、1943年10月から周波数は2510kHzで地方局への第1放送の中継回線が使われるようになりました。
本部は京畿道京城府貞洞1-10にありました。第1放送は日本語、第2放送は朝鮮語による放送です。第2放送は1942年4月27日に一旦中止され、翌1943年11月10日に再会、1945年2月11日に再び放送中止になりました。
佐藤さんから様々なご教示を頂きました。ここに深く感謝するとともに厚く御礼申し上げます。
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京城中央放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JODK
- 所在地
- 京畿道京城府西大門區貞洞町1-10
- 周波数
- 第1放送
- 710kHz(10kW)
- 第2放送
- 970kHz(50kW)
- 短波
- 2.51MHz(5kW)、3.71MHz(2kW)
- 送信機
- 第1放送
- GRP-71A(東京電氣、10kW)
- 第2放送
- GRP-123C(東京電氣、50kW)
- 短波
- GRP-71A改(東京電氣、5kW)、朝鮮放送協會技術部製(2kW)
- 開局時
- 6Q(マルコーニ、1kW)
- 空中線
- 第1放送
- 自立式三角鉄塔2基(高さ110m)、無指向垂直(104m)
- 第2放送
- 自立式三角鉄塔2基(高さ75m、70m)、T型(水平部37.5m、垂直部64m)
- 送信所
- 延禧(京畿道京城府西大門區西橋町136)
- 受信所
- 朱安(京畿道仁川府朱安町)
東莱(慶尚南道釜山府大淵町)
- 現況
- KBS第1 (HLKA)
- 711kHz(500kW)
- KBS社会教育 (HLCA)
- 972kHz(1500kW)
沿革
- 1926年6月7日
- 局舎建設工事着工
- 1926年11月30日
- 社團法人京城放送局設立
- 1926年12月5日
- 局舎竣工
- 1926年12月9日
- 総督府告示第379号により放送無線電話施設認可
- 1926年12月11日
- 法人登記完了
- 1927年1月20日
- 817kHz(1kW)で試験放送を開始
- 1927年2月13日
- 周波数を870kHzに変更
- 1927年2月16日
- 870kHz(1kW)で本放送を開始
- 1927年6月18日
- 無線中継放送を実施
総督府逓信局C涼里受信所で東京中央放送局を受信
- 1928年4月6日
- 周波数を820kHzに変更
- 1928年7月
- 素砂(京畿道富川郡素砂面)に仮受信所を設置
- 1929年6月30日
- 素砂受信所開所
- 1930年2月1日
- 周波数を690kHzに変更
- 1930年12月
- 水原臨時受信所(京畿道水原郡)開所
- 1931年11月
- 朱安受信所(京畿道富川郡多朱面士忠里)開所
素砂受信所、水原臨時受信所閉鎖?
- 1932年4月7日
- 社團法人京城放送局を社團法人朝鮮放送協會に改称
- 1932年8月6日
- 延禧送信所(京畿道高陽郡延禧面西細橋里136)着工
- 1932年8月7日
- 貞洞演奏所着工
- 1933年1月10日
- 延禧送信所2重放送施設着工
- 1933年2月24日
- 延禧送信所調整試験開始
- 1933年4月6日
- 延禧送信所試験放送開始
- 1933年4月26日
- 第1放送の周波数を900kHzに変更、出力を10kWに増力
第2放送を610kHz(10kW)で開始
- 1934年1月8日
- 放送波による内鮮定期連絡放送を開始
- 1934年7月
- 貞洞演奏所に短波受信装置を設置
- 1935年3月6日
- 東莱受信所着工
- 1935年7月17日
- 東莱受信所(慶尚南道東莱郡西面大淵里)開所
- 1935年9月17日
- 京城中央放送局に改称
- 1936年4月1日
- 延禧面の京城府編入により延禧送信所の地名変更(京畿道京城府西橋町136)
西面の釜山府編入により東莱受信所の地名変更
- 1936年7月1日
- 第1放送の周波数を970kHz、第2放送の周波数を710kHzに変更
- 1936年10月1日
- 多朱面の仁川府編入により朱安受信所の地名変更
- 1937年1月10日
- 第1放送の周波数を710kHz、第2放送の周波数を970kHzに変更
- 1937年4月17日
- 第2放送の出力を50kWに増力
- 1937年8月23日
- 平日夜間に第2放送で中国語放送を開始
- 1937年9月13日
- 平日夜間に第2放送で英語放送を開始
- 1937年11月13日
- 平日夜間に第2放送でロシア語放送を開始
- 1942年4月27日
- 電波管制により第2放送を中止
- 1942年
- 300W短波送信機を試作(後に2kWに増力)
高さ110mの傾斜型空中線を用い、3.71MHzで送信
- 1943年6月10日
- 京城府の区制実施により放送局と延禧送信所の地名変更
- 1943年10月
- 10kW中波送信機を改造した5kW短波送信機の運用を開始
- 1943年11月10日
- 第2放送を再開
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を再び中止
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釜山放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBAK
- 所在地
- 慶尚南道釜山府大廳町1丁目7
- 周波数
- 第1放送
- 650kHz(0.25kW)
- 第2放送
- 1030kHz(0.15kW)
- 送信機
- 第1放送
- GRP-102D(東京電氣、250W)
- 第2放送
- 型名不詳(150W)
- 空中線
- 自立式三角鉄塔2基(高さ41m、35m)、T型(水平部30m、垂直部32m)2組
- 現況
- KBS釜山 (HLKB)
- 891kHz(250kW)
沿革
- 1935年3月6日
- 局舎新築工事着工
- 1935年9月21日
- 1030kHz(150W)で第1放送を開始
- 1935年9月22日
- 釜山放送局初放送開始及び開局祝賀特別放送を中継
- 1937年12月31日
- 250W出力増強工事竣工
- 1941年5月15日
- 総督府告示第702号により第2放送許可
- 1941年8月
- 第1放送の周波数を650kHz(0.25kW)に変更
第2放送を1030kHz(0.15kW)で開始
- 1942年4月27日
- 電波管制により第2放送を中止
- 1943年11月10日
- 第2放送を再開
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を再び中止
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平壤放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBBK
- 所在地
- 平安南道平壤府梧野里130
- 周波数
- 第1放送
- 820kHz(0.5kW)
- 第2放送
- 1090kHz(0.5kW)
- 送信機
- 第1放送
- GRP-98B(東京電氣、500W)
- 第2放送
- GRP-98B(東京電氣、500W)
- 空中線
- 木柱4基(高さ55m)、逆L型(高さ55m)2組
- 受信所
- 楽浪(平安南道大同郡南串面柳寺里301)
- 現況
- KCBS
- 819kHz(500kW)
- 平壌放送
- 657kHz(1500kW)
沿革
- 1936年3月23日
- 設立認可
- 1936年4月9日
- 臨時放送許可
- 1936年4月10日
- 第1放送の臨時放送を820kHz(朝鮮放送協會技術部型50W送信機)で開始
- 1936年4月11日
- 第2放送の臨時放送を1090kHz(朝鮮放送協會技術部型50W送信機)で開始
- 1936年4月24日
- 試験放送許可
- 1936年5月13日
- 平安南道大同郡大同江面梧野里130で送信所の建設に着工
- 1936年10月15日
- 平壤放送局開局
- 1936年11月8日
- 梧野里放送所竣工
- 1936年11月8日
- 楽浪受信所(平安南道大同郡南串面柳寺里301)竣工
- 1936年11月15日
- 第1放送の本放送を820kHz(0.5kW)で開始
第2放送の本放送を1090kHz(0.5kW)で開始
- 1936年11月22日
- 平壤放送局開局祝賀式及び開局祝賀特別放送を中継
- 1938年
- 大同江面の平壤府編入により放送局の地名変更
- 1939年2月
- 平壤府本町1丁目に社屋移転
- 1942年4月27日
- 電波管制により第2放送を中止
- 1943年11月10日
- 第2放送を再開
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を再び中止
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C津放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBCK
- 所在地
- 咸鏡北道C津府目賀田町8
- 周波数
- 第1放送
- 850kHz(10kW)
- 第2放送
- 1100kHz(0.3kW)
- 送信機
- 第1放送
- MB-12B(日本電氣、10kW)
- 第2放送
- 山中電氣製(300W)
- 空中線
- 第1放送
- 自立式三角鉄塔2基(高さ60m)、T型(水平部60m、垂直部55m)
- 第2放送
- 木柱2基、T型(55m)
- 受信所
- 康徳(咸鏡北道鏡城郡竜城面康徳洞177)
- 現況
- KCBS清津
- 702kHz(50kW)
- 平壌放送 / 朝鮮の声放送
- 621kHz(500kW)
沿革
- 1936年8月5日
- 局舎新築工事着工
- 1936年12月31日
- 局舎竣工
- 1937年6月5日
- 第1放送を850kHz(10kW)で開始
- 1937年6月5日
- 康徳受信所開所
- 1937年11月13日
- 平日夜間にロシア語放送を開始
- 1941年5月30日
- 総督府告示第782号により第2放送許可
- 1941年8月
- 第2放送を1100kHz(0.3kW)で開始
- 1942年4月27日
- 電波管制により第2放送を中止
- 1943年11月10日
- 第2放送を再開
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を再び中止
- 1945年8月13日
- 日本軍により爆破
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咸興放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBDK
- 所在地
- 咸鏡南道咸興府山手町1丁目79
- 周波数
- 第1放送
- 780kHz(0.25kW)
- 第2放送
- 1050kHz(0.25kW)
- 送信機
- 第1放送
- GRP-102D(東京電氣、250W)
- 第2放送
- GRP-102D(東京電氣、250W)
- 空中線
- 自立式三角鉄塔3基(高さ35m×2、40m×1)、T型(55m)2組
- 現況
- KCBS咸興
- 999kHz(250kW)
沿革
- 1936年12月
- 設立準備に着手
- 1938年7月9日
- 総督府告示第562号により放送無線電話施設認可
- 1938年10月30日
- 第1放送を1050kHz(0.25kW)で開始
- 1939年1月18日
- 総督府告示第20号により第2放送許可(780kHz、0.25kW)
- 1939年4月
- 第1放送の周波数を780kHz(0.25kW)に変更
第2放送を1050kHz(0.25kW)で開始
- 1939年12月6日
- 総督府告示第1002号で第1放送780kHz、第2放送1050kHzが認可
- 1942年4月27日
- 電波管制により第2放送を中止
- 1943年11月10日
- 第2放送を再開
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を再び中止
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裡里放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBFK
- 所在地
- 全羅北道益山郡裡里邑南中町86
- 周波数
- 第1放送
- 570kHz(0.5kW)
- 第2放送
- 1100kHz(0.05kW)
- 送信機
- 第1放送
- GRP-98B(東京電氣、500W)
- 第2放送
- 型名不詳(50W)
- 空中線
- 自立式三角鉄塔3基(高さ55m)、T型2組
- 現況
- KBS全州 (HLKF)
- 567kHz(100kW)
沿革
- 1936年12月
- 設立準備に着手
- 1938年10月1日
- 第1放送を570kHz(0.5kW)で開始
- 1942年4月
- 第2放送を1100kHz(0.05kW)で開始
- 1942年4月27日
- 電波管制により第2放送を中止
- 1943年11月10日
- 第2放送を再開
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を再び中止
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大邱放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBGK
- 所在地
- 慶尚北道大邱府院垈洞1169
- 周波数
- 第1放送
- 800kHz(0.3kW)
- 第2放送
- 1070kHz(0.05kW)
- 送信機
- 第1放送
- 型名不詳(300W)
- 第2放送
- 朝鮮放送協會技術部型(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ45m)3基、逆L型(55m)2組
- 現況
- KBS大邱 (HLKG)
- 738kHz(100kW)
沿革
- 1940年10月30日
- 第1放送の仮放送を630kHz(0.05kW)で開始
- 1941年4月19日
- 第1放送の本放送を開始
第2放送を1070kHz(0.05kW)で開始
- 1942年4月27日
- 電波管制により第2放送を中止
- 1943年11月10日
- 第2放送を再開
- 1944年3月10日
- 第1放送の周波数を800kHzに変更、出力を300Wに増力
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を再び中止
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光州放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBHK
- 所在地
- 全羅南道光州府社町177-2
- 周波数
- 第1放送
- 780kHz(0.05kW)
- 第2放送
- 1040kHz(0.05kW)
- 送信機
- 第1放送
- 山中電氣製(50W)
- 第2放送
- 山中電氣製(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ45m)3基、逆L型2組
- 現況
- KBS光州 (HLKH)
- 747kHz(100kW)
沿革
- 1942年3月21日
- 第1放送を780kHz(0.05kW)で開始
第2放送を1040kHz(0.05kW)で開始
- 1942年4月27日
- 電波管制により第2放送を中止
- 1943年11月10日
- 第2放送を再開
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を再び中止
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大田放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBIK
- 所在地
- 忠C南道大田府北町15
- 周波数
- 第1放送
- 650kHz(0.3kW)
- 第2放送
- 880kHz(0.05kW)
- 送信機
- 第1放送
- 型名不詳(300W)
- 第2放送
- 日立製作所製(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ55m)3基、逆L型2組
- 現況
- KBS大田 (HLKI)
- 882kHz(20kW)
沿革
- 1941年4月
- 設立準備に着手
- 1943年7月15日
- 第1放送を880kHz(0.05kW)で開始
- 1944年10月1日
- 出力を0.3kWに増力
- 1944年11月10日
- 第1放送の周波数を650kHzに変更
第2放送を880kHz(0.05kW)で開始
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を中止
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元山放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBJK
- 所在地
- 咸鏡南道元山府栄町 山5-3
- 周波数
- 第1放送
- 660kHz(0.05kW)
- 第2放送
- 900kHz(0.05kW)
- 送信機
- 型名不詳(50W)2台
- 空中線
- 木柱(高さ35m)3基、逆L型2組
- 現況
- KCBS元山
- 882kHz(250kW)
沿革
- 1941年4月
- 設立準備に着手
- 1942年12月
- 設立に着手
- 1943年7月15日
- 第1放送を660kHz(0.05kW)で開始
- 1943年11月10日
- 第2放送を900kHz(0.05kW)で開始
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を中止
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海州放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBKK
- 所在地
- 黄海道海州府廣石町
- 周波数
- 第1放送
- 800kHz(0.05kW)
- 第2放送
- 1080kHz(0.05kW)
- 送信機
- 型名不詳(50W)2台
- 空中線
- 木柱(高さ35m)3基、逆L型2組
- 現況
- KCBS海州
- 1080kHz(1500kW)2012年12月1日停止
沿革
- 1941年4月
- 設立準備に着手
- 1943年8月1日
- 第1放送を800kHz(0.05kW)で開始(仮放送 or 放送所か?)
- 1943年11月10日
- 第2放送を1080kHz(0.05kW)で開始(仮放送 or 放送所か?)
- 1944年3月21日
- 海州放送局開局
- 1945年2月11日
- 電波管制により第2放送を中止
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新義州放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBLK
- 所在地
- 平安北道新義州府常盤町9-10
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.05kW)
- 送信機
- 更新後
- 軍用携帯送信機改造型(50W)
- 開局時
- 朝鮮放送協會技術部型(30W)
- 空中線
- 木柱(高さ35m)2基、逆L型
- 現況
- KCBS新義州
- 873kHz(250kW)
沿革
- 1936年12月
- 設立準備に着手
- 1942年12月
- 設立に着手
- 1943年8月1日
- 放送所として開所?
第1放送を600kHz(0.03kW)で開始
- 1944年9月5日
- 放送局に昇格?
0.05kWに増力?
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春川放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBMK
- 所在地
- 江原道春川郡春川邑大和町106
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.05kW)
- 送信機
- 朝鮮放送協會技術部型(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ35m)2基、逆L型
- 現況
- KBS春川 (HLKM)
- 657kHz(50kW)
沿革
- 1944年12月20日
- 第1放送を600kHz(0.05kW)で開始
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木浦放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBNK
- 所在地
- 全羅南道木浦府湖南町1
- 周波数
- 第1放送
- 1280kHz(0.05kW)
- 送信機
- 山中電氣製(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ30m)2基、逆L型
- 現況
- KBS木浦 (HLKN)
- 1467kHz(50kW)
沿革
- 1942年11月1日
- 補助放送所として開所
第1放送を1280kHz(0.05kW)で開始
- 1945年1月23日
- 放送局に昇格
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馬山放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBOK
- 所在地
- 慶尚南道馬山府城南町74-2
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.05kW)
- 送信機
- 山中電氣製(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ35m)2基、逆L型
- 現況
- KBS昌原 (HLKD)
- 936kHz(10kW)
沿革
- 1942年2月20日
- 簡易放送所として開所
600kHz(朝鮮放送協會技術部型30W送信機)で開始
- 1942年12月
- 設立に着手
- 1943年4月30日
- 補助放送所に昇格
- 1944年1月1日
- 送信機を交換して出力を0.05kWに増力
- 1945年1月20日
- 放送局に昇格
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城津放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBPK
- 所在地
- 咸鏡北道城津府旭町460
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.05kW)
- 送信機
- 朝鮮放送協會技術部型(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ35m)2基、逆L型
- 現況
- KCBS金策
- 585kHz(1975年頃停波)
沿革
- 1943年11月1日
- 放送所として開所
第1放送を600kHz(0.05kW)で開始
- 1945年3月15日
- 放送局に昇格
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C州放送局
放送局概要
- 呼出符号
- JBQK
- 所在地
- 忠C北道C州郡C州邑石橋町
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.05kW)
- 送信機
- 山中電氣製(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ30m)2基、逆L型
- 現況
- KBS清州 (HLKQ)
- 1062kHz(50kW)
沿革
- 1945年6月26日
- 第1放送を600kHz(0.05kW)で開始
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江陵放送所
放送局概要
- 呼出符号
- JBRK
- 所在地
- 江原道江陵郡江陵邑校洞
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.03kW)
- 送信機
- 朝鮮放送協會技術部型(30W)
- 空中線
- 不明
- 現況
- KBS江陵 (HLKR)
- 864kHz(100kW)
沿革
- 1941年12月6日
- 江陵移動中継所として開所
第1放送を600kHz(0.03kW)で開始
- 1943年11月
- 放送所に昇格
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開城放送所
放送局概要
- 呼出符号
- (なし)
- 所在地
- 京畿道開城府池町59
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.05kW)
- 送信機
- 朝鮮放送協會技術部型(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ30m)2基、逆L型
- 現況
- KCBS開城
- 810kHz(50kW)
- 平壌放送
- 684kHz(250kW)2012年12月1日停止
沿革
- 1942年10月
- 放送所として開所
第1放送を600kHz(0.05kW)で送信開始
- 1942年12月24日
- 短波放送受信事件発生
- 1942年12月27日
- 短波放送受信事件で所員全員検挙
- 1943年3月
- 短波放送受信事件公判開始
- 1943年11月
- 短波放送受信事件判決
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長箭放送所
放送局概要
- 呼出符号
- (なし)
- 所在地
- 江原道高城郡長箭邑長箭里258
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.05kW)
- 送信機
- 朝鮮放送協會技術部型(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ30m)2基、逆L型
- 現況
- 現存せず
沿革
- 1944年3月
- 放送所として開所
第1放送を600kHz(0.05kW)で送信開始
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瑞山放送所
放送局概要
- 呼出符号
- (なし)
- 所在地
- 忠C南道瑞山郡瑞山邑東門里1013
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz(0.05kW)
- 送信機
- 朝鮮放送協會技術部型(50W)
- 空中線
- 木柱(高さ30m)2基、逆L型
- 現況
- 現存せず
沿革
- 1945年3月
- 放送所として開所
第1放送を600kHz(0.05kW)で送信開始
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鎮南浦放送所
放送局概要
- 呼出符号
- (なし)
- 所在地
- 平安南道鎮南浦府
- 周波数
- 第1放送
- 600kHz
- 送信機
- -
- 空中線
- -
- 現況
- -
沿革
- 1945年8月15日
- 戦争終結により建設中止
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羅津臨時放送所
放送局概要
- 呼出符号
- JBDK
- 所在地
- 咸鏡北道慶興郡羅津邑
- 周波数
- 1040kHz
沿革
- 1936年9月16日
- 北鮮防空演習のための臨時放送所として開所
- 1936年9月19日
- 放送終了
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羅南臨時放送所
放送局概要
- 呼出符号
- JBFK
- 所在地
- 咸鏡北道鏡城郡羅南邑
- 周波数
- 850kHz
沿革
- 1936年9月16日
- 北鮮防空演習のための臨時放送所として開所
- 1936年9月19日
- 放送終了
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参考文献
- 日本放送協會 『昭和六年 ラヂオ年鑑』 誠文堂 昭和6年2月25日
- 日本放送協會 『昭和七年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和7年3月25日
- 日本放送協會 『昭和八年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和8年6月1日
- 日本放送協會 『昭和九年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和9年6月1日
- 日本放送協會 『昭和十年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和10年5月15日
- 日本放送協會 『昭和十一年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和11年6月1日
- 日本放送協會 『昭和十二年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和12年5月10日
- 日本放送協會 『昭和十三年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和13年6月15日
- 日本放送協會 『昭和十五年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和15年1月10日
- 日本放送協會 『昭和十六年 ラヂオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和15年12月30日
- 日本放送協會 『昭和十七年 ラジオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和16年12月30日
- 日本放送協會 『昭和十八年 ラジオ年鑑』 日本放送出版協會 昭和18年1月30日
- 陸軍交通課: "陸亞密第829號 京城放送局海外向放送機改造ノ件"(昭和17年8月27日)
- 大韓民国逓信部 『電氣通信史資料U』 1985年
- 김형도 (KBS기술연구소/KBS技術研究所): "라디오 송출기술(ラジオ送出技術)", 방송공학회지 (Journal of Broadcast Engineering), 1, pp.27-36 (1996)
- 한국방송공사(韓国放送公社) 방송사연대기 (放送事情大記) 1996年
- 한국방송공사(韓国放送公社) 방송설비변천 (放送設備の変遷) 1996年
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